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【新聞記事より】脳梗塞 早く判断・治療を ~発症7時間内 病院到着の必要~
2018/04/2
血のかたまり(血栓)が脳内でつまる脳梗塞は、点滴や血管内治療で、血栓を溶かしたり、取り除いたりする治療が進歩している。この治療に早くスムーズにつなげるのがカギとなる。とはいえ、むやみに救急車を呼ぶことを遠慮する人も多いだろう。どのような症状が出たら脳梗塞を疑えばよいのか。さいたま市民医療センターで県内の救急隊員約50人を対象にした、専門医によるセミナーでポイントを聞いた。①顔の片側が反対側のように動かない②目を閉じて両手をあげてもらい、片方があがらないか、あがり方が違う③患者に話せて、明瞭に話せない、もしくは全く話せない—といった場合は脳梗塞を疑う。受け入れた病院では、患者の血栓を溶かす薬の点滴を発症から4時間半以内に使う必要がある。またステントと呼ばれる血栓内の治療器具で脳内の血栓を取り除く治療は8時間以内まで対応可能だが、できれば6時間以内のより早い時間に治療するのが望ましいという。同センターでは、救急車が到着してからステント治療を行うのに、どんなに早くても約1時間かかるので、治療の可能性がある8時間から逆算すると、発症から7時間のうちに病院に着いてる必要があるという。
早く対処すれば元の生活ができる可能性が高まるので、
一般の私達もポイントを頭に入れておくと良いですね。