【新聞記事より】縄跳び ~手軽にしっかりと運動に~

HOME > 新着情報 > 【新聞記事より】縄跳び ~手軽にしっかりと運動に~

【新聞記事より】縄跳び ~手軽にしっかりと運動に~

2020/11/24 

平らな場所さえあれば、どこでもいつでも1人で出来る縄跳び。手軽な割に良い運動になりそう…。在宅勤務の合間にそう思いついて試した。あれ?体が重い。10回も続かず、繰り返すうちに息があがる。軽々と飛んでいた子供の頃を思い出したしたところで時間は巻き戻せない。
基本から習う習うことにしよう。縄跳びの普及活動を行っているNPO法人「日本なわとびプロジェクト」の後藤理事に教わった。場所は、コンクリートや舗装した道は着地の衝撃が大きくなるので避け、体育館や公園などがよい。靴は、ランニングシューズなど底のしっかりしたものにする。とぶ前に、太ももなどを軽く伸ばして準備体操をする。つま先立ちでとぶために負荷がかかるアキレス腱を良く伸ばしておくことも忘れずに。寒くなり、体が硬くなる季節は特に念入りに行うとよいという。準備が整ったら、最初は縄を使わず、こぶしで腰をたたきながら、その場でとんでみる。体をまっすぐにして脇をしめ、前をみてとび、調子をつかんだら、縄を持つ。基本は、縄を前に回して両足でとぶ「前とび」や、かけっこのように左右の足で交差にとぶ「かけ足とび」だ。60回続けたいが、苦しければ10回でも20回でもよい。くれぐれも無理は禁物。自分のペースでとび、疲れたら休む。呼吸が苦しくならず、会話ができる程度を目安にしよう。着地で痛めやすい膝は、内側に向かないように注意する。足が痛いと感じたら休む。後藤理事は「1日目はきつくても、慣れてくると、とべるようになります。続けることが大切」と話す。毎日は無理でも1週間に3回程度は続けたい。慣れたら、3~5分とんで休憩のセットを繰り返す。
同志社大の柳田教授は、生活習慣病の予防のために、筋トレのような「レジスタンス運動」とウォーキングやジョギングのような「有酸素運動」を組み合わせることを勧めている。縄跳びは、高くとんで筋肉に負荷をかければレジスタンス運動に、高くとばず軽く走るようにとべば有酸素運動になるという。

コロナ禍で縄跳びの売れ行きが良く、昨年に比べて2倍以上売れたそうです。実は私もその1人です。

ページトップへ